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2009年の1年間に当院の不妊外来を受診された方は40人です。ただし1回のみの受診の方や1年以内に来院されなくなる方を除くと、27人が検査と治療を受けられたことになります。この27人のうち22人の方が治療開始後1年以内に妊娠されました。4人の方は体外受精などの高度不妊治療が必要と判断し、神戸の提携病院に紹介しました。残る1人が当院で現在も治療を継続中です。
結婚して避妊せずに1年経っても赤ちゃんを授からない場合は産婦人科を受診されてはいかがでしょう?まず1ヶ月かけて不妊の原因検索を行います。この間は週に2回程度の受診が必要です。不妊外来は朝の9時から10時と、夕方5時から6時半に枠を設けているので、妊婦の方と出くわす機会も少なくて済みます。
不妊検査が終わると、いよいよ治療になります。女性ホルモンの分泌が低い方にはホルモン刺激や補充療法を行います。精子減少症のカップルには人工授精を行います。卵管閉塞や無精子症のカップルには体外受精をおすすめしますが、体外受精まで受けられた方は2009年の1年間では27人中4人のみでした。言い換えれば、殆どの方が一般不妊治療で妊娠されているという事実です。初めから体外受精専門の病院を受診する必要はなく、当院のような一般不妊専門病院を受診するのが最良の方法と言えるでしょう。
院長は京都大学医学部附属病院で不妊外来を担当していましたから、安心して治療計画を立てられます。不妊治療に3年以上かけられるのは間違っています。治療には最初に治療計画を立てる必要があるのです。
2008年の成績もほぼ同様です。33人の方が来院されましたが、このうち治療を続けられた方が22人です。22人中16人の方が妊娠されました。3人の方は高度不妊治療が必要なため、神戸の病院に紹介しました。ただし残念ながら3人の方は1年以上当院を受診されましたが妊娠に至らず、その後受診されておられません。
結論として、当院に2年通院するつもりであれば、殆どの方が妊娠されます。ただし14%の方は体外受精などの高度不妊治療が必要になります。86%の方は一般不妊治療で充分ということにもなります。すべての治療を考えると現代では3年以内に必ず妊娠するということです。
院長は京都大学医学部不妊外来を担当していました。大学病院の不妊外来と同じ治療が受けられることになります。また体外受精や精子凍結、受精卵凍結などの技術もあります。初期のタマル産婦人科では体外受精や受精卵凍結による胚盤胞移植などにより多くの方が妊娠されました。現在は採算が取れないために一般不妊治療のみ行っていますが、86%の方にはこれで充分と言えるものです。
また当院では習慣性流産、不育症のカップルの原因検索と低容量アスピリン療法やヘパリン療法も行っています。繰り返し流産される方や、1回でも妊娠10週以上で流産された方は、次回妊娠前に検査されてはいかがでしょうか?




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