礎体温スマホで記録

そのまま受診

不妊外来

タマル産婦人科不妊外来は、一般不妊治療専門です。2020年春より丹波篠山市では、一般不妊治療に対しても市の助成を受けられるようになり、検査と初期の治療までが自己負担無しとなり、とりあえず気軽に受診できるようになりました。

タマル不妊外来での治療成績

タマル産婦人科不妊外来は一般不妊治療専門ですが、不妊症治療で妊娠されるカップルの多くは、実は体外受精などの高度不妊治療によるのではなく、一般不妊治療がその多くを占めているのです。ただ最近の晩婚化の情勢を反映して、必要と判断した場合はより早期に高度不妊治療に紹介しています。

まずは基礎体温を付けてみましょう

日付入りの基礎体温表

ロリエのホームページよりダウンロードします

多少飛び飛びになっても構わないのですが、続けることが大切です。夫婦生活が有った日を記入するのを忘れずに。

ルナルナで付けるという方法も有ります

タマル産婦人科はルナルナメディコ導入医療機関です

無料でオンラインで記録することができるので、基礎体温を付けるのが苦手な女性におすすめです。来院時に一緒にコンピューター画面で確認することができます。

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不妊の検査は1周期かけて

検査せずにいきなり治療に進んではいけません。他院ではあまりなされないけれども重要な検査には、下記のようなものが有ります。

丹波篠山市にお住まいの方は、所得制限は有りますが、一般不妊治療にも5万円までの助成制度が始まったので、検査と当初の治療は、自己負担無しに受けることができるようになりました。

視床下部ホルモン負荷試験

ダブルテストと呼んでいます

視床下部ホルモンを注射して15分毎に採血し下垂体の反応を見ます。女性ホルモンは低温期、排卵期、高温期で分泌量が大きく異なるため、負荷試験をしないと異常の部位や程度まで特定することができないからです。

卵管通気テスト

子宮卵管造影ではダメなのです

卵管に炭酸ガスを通す通気テストは、卵管の通過性や運動性を見ることができます。最近の研究では同種の検査の子宮卵管造影検査(HSG)では、検査後に20%の人で6ヶ月ほど造影剤の影響で甲状腺機能低下症ご起こり、この間不妊症になるとされています。

甲状腺機能検査

TSHやTPO抗体が重要です

若い女性に多い甲状腺機能低下症が有ると、流産や不妊症の原因になります。また甲状腺機能が正常でも、下垂体からの甲状腺刺激ホルモンの値が高いと潜在性甲状腺機能低下症と言われ、治療により流産する確率が下がります。甲状腺に対するTPO抗体なども妊娠に影響を及ぼします。

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一般不妊治療は半年から1年が目安です

以前はステップアップという治療が主流でしたが、現在は多胎妊娠やOHSSといった副作用を減らすための、新しい卵巣刺激法が推奨されています。この治療には年齢も考慮したプロトコールが作成されています。

35歳まで

経口の排卵誘発剤は多胎妊娠が5%ほどに生じ、注射剤ではOHSSという副作用の問題が有り、自己注射を用いた低用量漸増法による卵巣刺激と精子濃縮人工授精が推奨され、最大6周期施行します。それでも妊娠に至らない場合に体外受精を考慮します。

40歳まで

低用量漸増法自己注射による排卵誘発と精子濃縮人工授精を、最大4周期施行します。それでも妊娠に至らない場合に体外受精を考慮します。

40歳以上

低用量漸増法自己注射による排卵誘発と精子濃縮人工授精を、最大2周期施行します。それでも妊娠に至らない場合に体外受精を考慮します。ただし44歳までに治療を終了すべきです。

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男性不妊症

不妊に占める男性因子の割合はおおよそ半分と言われます。一般不妊治療としては漢方薬や抗酸化作用の有るサプリメントが効果を発揮することがあります。精子濃縮人工受精は、子宮内の精子濃度を高めます。卵管狭部を通過する強い精子だけが卵子に達することができるので、自然妊娠の場合と比べても受精卵の質は良好と言えるでしょう。

体外受精

小野レディースクリニック前で江見院長と

一般不妊治療で妊娠されることが多いとはいえ、半年治療しても妊娠に至らなければ体外受精を考慮する必要があります。年齢によっては、いきなりお薦めすることも有ります。タマル産では、小野市の江見院長や大阪の扇町レディースクリニックの朝倉院長、京都市の足立病院の中山先生、それに神戸市の英ウィメンズクリニックの塩谷理事長とタイアップして、高度不妊治療にも対応しています。もちろんご希望により、他の施設も紹介しています。

扇町の朝倉院長とともに、お菓子の里丹波にて

不妊治療セミナー2017のようす

不妊治療セミナー2016のようす

不育症

2回以上の流産、死産あるいは生後1週間以内の赤ちゃんの死亡が有る場合を不育症と定義します。以下にタマル産で行っている、厚生労働省の研究班の提言に即した治療を示します。これらの検査は、丹波篠山市や丹波市などでは市の助成制度が始まったので、自己負担無しで受けることができます。

内分泌検査、子宮形態異常

甲状腺機能や糖尿病の有無を調べます。子宮の形態異常は手術が必ずしも有効とは限りません。

抗リン脂質抗体

抗リン脂質抗体にはいくつか種類が有り、どれか1つでも繰り返し陽性なら、治療として低用量アスピリン内服とヘパリン自己注射が有効です。

凝固因子検査

第XII因子欠乏症では、低用量アスピリン療法が有効です。それでも流産する場合は、低用量アスピリン内服とヘパリン自己注射が有効です。

染色体検査

夫婦のどちらかに染色体の軽度の異常が見つかることが有り、流産率は高くなりますが、無治療でも健康な赤ちゃんを授かることも有ります。

原因不明

流産は約15%の頻度で生じますが、高年齢や流産回数が多くなるにつれ、その頻度は増加します。原因が特定されない場合も、諦めずに次回妊娠にチャレンジしてみてもいいのです。

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タマル不妊外来での治療の変遷

1999年に兵庫県の丹波圏で初めて体外受精も可能な不妊外来を開設しました。当時まだ始まったばかりの杯盤胞移植や受精卵の凍結まで手掛け、当初5年は良好な成績を収めてきました。ですが丹波圏の不妊治療で来院されるカップルの多くは、一般不妊治療でも十分に妊娠が期待できることが分かり、次の10年は一般不妊外来に特化した治療に転換し、その成績が上に示したもので、体外受精まで要するカップルは少ないことが分かります。

ですが現在は結婚年齢が急激に上昇しており、今後は一般不妊治療だけでは治療の限界を来すことが予想され、女性の年齢を考慮した治療へと舵をきったところです。加えて、体外受精では移植する杯の数が世界的に制限されてきているのですが、他院で主流の経口排卵誘発剤による多胎妊娠が問題となってきています。そのためにステップアップ法に替わる、在宅自己注射による低用量漸増法と精子濃縮人工授精を組み合わせた治療に変更しました。

住所

〒669-2202

兵庫県丹波篠山市東吹404-1

マップ上のコンパス

079-590-1188

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日曜も診療有り。

木曜と祝日は休診です。

月曜はオンライン診療も有ります。

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